妊娠後期のむくみ

妊娠後期はお腹がかなり大きくなり、普段と同じように生活することが困難となりますが、体にも様々なトラブルが出てくる時です。

妊娠後期になると、赤ちゃんに体内の血を運べるよう、血液中の水分が多くなります。
そのため、妊娠後期には体がむくみやすくなるのです。
妊娠後期のむくみは、赤ちゃんの健康のためには有益なものです。
水分の多くなった血液は赤ちゃんに多くの血液を届け、血液が血管を通りやすくするため高血圧を防ぐ働きもあります。
また、血液中の水分の一部は細胞内にしみ出すことになるのですが、水分を含んだ細胞には、子宮口を開きやすくする働きもあります。

妊娠後期の体のむくみは、胎児や母体にとって仕方のない症状とも言えるのです。

ただ気をつけてほしいのは、妊娠後期に症状が出やすいという妊娠高血圧症候群です。
以前は妊娠中毒症とも呼ばれていました。
約1割程度の妊婦さんに発症がみられるそうです。

昔は、妊娠後期に起こるつわりだと考えられていたそうですが、現在ではつわりとは別のものだと分かってきたようです。

妊娠後期より中期に発症した方が悪化するそうで、重症になると母子ともに危険な状態となることもあります。

朝になっても解消されないむくみや、高血圧などの症状があるようでしたら、一度病院で検査を受けてみてください。

むくみの解消には

妊娠後期のむくみは、生理的反応と考えられています。
夕方から夜にかけてむくみが出ることが多く、朝には解消していることが多いようです。

むくみの解消方法としては、薄味で栄養バランスのよい食生活を心がけること。
食事をとらないのではなく、必要以上に食べないということに注意してください。

あとは休養を充分とること。
体を冷やさないように注意して、マッサージなどで血行の流れをよくしてあげるのも効果的です。

検査でむくみの他に特に異常がなければ一時的なものとなりますので、そんなに心配はいらないと思います。


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